SHA-KE'S Blog ※ギター改造と自作エフェクター※

当方のBlogではエフェクターの製作受託及び販売はしておりません<(_ _)>

☆GCB-95 JEN CryBaby&quot;Q&quot;mod.(とりあえず完成…)☆

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 やっとここまできましたぁ!!!

 『TONEPAD』の配線図を使って今までいくつかエフェクターを作ってきたけど、ちょっと自分で頭をひねって作るとなかなかちゃんとできないです。
 どうしても"Q"コントロールが効いてくれない…。非常に悔しい…。まだまだ勉強が足りない…。

 使用パーツは、抵抗が金属皮膜抵抗、コンデンサーは4.7uFと47uFがSILMIC-Ⅱ、インダクターとつながっている方の0.01uFはEROのMKT1822でBOX型フィルムコンデンサー、INからの0.01uFはECQ-V、0.22uFはMullardのトロピカルフィッシュ、ダイオードは1N914、FASELの赤インダクター、ワウポットはFULLTONEです。配線材は最近良く使っているビーメックスの0.65mmと0.5㎜です。ジャックはスイッチクラフト製。

 市販mod品では抵抗がカーボンコンポジション、配線材はビンテージの太いものが多いですね。
 
 若干、変えている箇所を書いておきます。

 まず、INからの抵抗1MΩはつけてません。これはラインセレクターで、ドライ時にセンドが浮いてる場合に信号が流れてしまう構造のものを使うと、信号音がドライに流れることがあるため、それを防ぐためについている?みたいです。詳細は"LOOP LINER"を見てください。

 それと、トリムポット(僕のは外付け100kAポットです)へ向かう33kは47kにしてます。ワウ音の音色調整です。

 最後にINからの0.01uFは0.0047uFにしました。これは、ペダルを踵側いっぱいに落としたときに高音がほとんど出ず(先ほどの33kを47kにしたからかも…)、バンドで他の楽器と音が混ざると自分でも聞こえないかなぁと思ったので、いろいろ値を変えて出音を確かめながら変更しました。実際は68kの抵抗値を下げればいいみたいなんですが、なにゆえ手配線で抵抗は全部はんだ付けしてしまったので、邪道の調整方法だとは思います(笑)

 もともとの"GCB-95mod."と比べ、抵抗を金属皮膜にしたせいか音色がはっきりしてます。自分好みです。特に、いわゆるワウの半開き状態ではかなり気持ちいい音が出てくれます。

 JENの回路図はGCB-95とほとんど変わりません。
 自分で基板を作るときは、配線図でいうコンデンサーの0.01uF×2と0.22×2、抵抗の33kと68kあたりをソケットにして、コンデンサーは値と種類を、抵抗は値を変えながら自分好みの音色にすることをお薦めします。もちろん音色の要はインダクターですが…。

 あ!それとつまらないことですが、ワウペダルのラベル作って貼るときは、直に貼らずにうすいプラ板みたいなものにラベルを貼ってから躯体へ瞬間接着剤などでつけてくださいね。
 僕はタバコのおまけのライターが入っていた非常にうすいプラ板がちょうどあったのでそれを使いました。

 次に作るときはもっといいのにしてやる!!!