SHA-KE'S Blog ※ギター改造と自作エフェクター※

当方のBlogではエフェクターの製作受託及び販売はしておりません<(_ _)>

★ギターのノイズ対策(配線)★

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 そろそろ導電塗料塗布の2回目が乾いた頃だと思います(汗)

 それでは配線していきます。
 
①たまごラグのビス止め
 まずは、コントロール・キャビティーとジャック・キャビティーの適当な箇所(画像を確認ください)に、たまごラグをビス止めします。このときたまごラグのはんだ付けする部分を少し内側に曲げておきます。

②たまごラグへのはんだ付け
 次にジャック・キャビティーに取り付けたたまごラグに配線材をはんだ付けします。この配線はコントロール・キャビティーに取り付けたたまごラグにはんだ付けしますので、その長さに切ってから配線してください。
 新たにもう1本配線材を切ってジャックのアースに落とす配線をつくり、最初からギターについていたブリッジアース配線と、先ほど取り付けたジャック・キャビティーの配線の3本をコントロール・キャビティーに取り付けたたまごラグにはんだ付けします。

③最後の配線
 最初から付いてるジャックのアース(ポットに付いたままになってるものです)と先ほど新たに作ったコントロール・キャビティーからジャックのアースへ落とす配線の2本が残っています。このアース2本をジャックのアース配線位置にはんだ付けします。またジャックについていたリード線が1本残っていると思いますが、これを最初についていたジャックの位置にはんだ付けして完了です。

 これでアースをグランドへ落とす一連の作業が完了しました。
 あとはピックガードとジャックプレートをねじ止めするんですがここで注意が1つ。
 ジャックのピンがジャック・キャビティーに触れた状態でねじ止めすると音が全く鳴りません。注意してねじ止めしてください。どうしても触れてしまう場合は、ジャックのピンをラジオペンチで少し内側へ曲げてください。このとき曲げすぎると折れたり、シールドを挿したときに当たったりしますのでそういったことにならないようにその都度確認しながら作業してください。

 これで作業完了です。アンプへつないで音を確認してみてください。おそらく無音状態でのノイズがかなり低減されているはずです。
 これでもノイズがまだ気になる場合は、アルミ箔シートをピックガード裏全面に貼ることでさらにノイズを減らすことが出来ます。アルミ箔シートが貼ってあるピックガードも売ってますし、粘着付きシート自体はホームセンターで購入できます。画像のギターはFenderUSAのVinST62でテキサススペシャルPUの付いているものですが、アルミ箔シート付きのピックガードに変えたもので、スタジオやライブでの大音量セッティングでも無音時のノイズは皆無です。