SHA-KE'S Blog ※ギター改造と自作エフェクター※

当方のBlogではエフェクターの製作受託及び販売はしておりません<(_ _)>

☆5457 TWIN BOOST(フルレンジブースター)☆

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 さて次はフルレンジブースターです。
 この〝5457 TWIN BOOST〟はJFETという種類の2N5457というトランジスタを2つ使ったブースターで、インプットレベルとアウトプットレベルを調整でき、トーンでレンジを調整します。インプットレベルとアウトプットレベルの調整で艶が変わる感じですね。
 
 当時使っていたブースターが『FULLTONE』の〝Fat-Boost〟で、市販エフェクターとしては評価の高いものですが、スタジオで使っているツインリバーブと自分のギターとブースターの組み合わせでいまひとつ納得いかない音色だったので、思い切って自分で作ってみようかと思ったのがきっかけです。

 それに画像を見ていただければ分かりますが、非常に部品点数が少なく、手配線の基板つくりにあまり慣れていない当時としては非常に良い題材だったわけです。

 〝5457 TWIN BOOST〟は非常にナチュラルなブースターで、歪み系のエフェクト時にブーストしても音の伸びに詰まりがなく、大変使いやすいブースターです。

 『GingaDrops』さんの〝店長の部屋〟に配線図と作成方法は掲載されてますし、〝らくらくショッピング〟にも必要な部品がすぐに購入できるように設定されていますので、是非作ってみてください。

 http://www.gingadrops.jp/index.html

 僕の中では、このエフェクター製作を機に自作エフェクターの世界が変わりました。今まで紹介したエフェクターと見比べてみれば分かりますが、まず見た目が違うのと(笑)、手配線てなかなかイケるという実感です。
 エッチング基板や感光基板はもちろん部品点数の多いエフェクターには非常に便利ですが、やっぱり部品点数の少ないものはポイント・トゥ・ポイントがいいですよ。音が違います、と思います(笑)
 それと、このエフェクター製作で初めて金属皮膜抵抗というものを使ってハマってしまいました(笑)
 音が非常にキラキラしてて自分好みなんです。